研究レポート「茶々伝」

高山茶のカフェイン含有量

お茶の苦味物質の一因とされる「カフェイン」について、茶ノ助の高山茶は苦味がほぼ感じられないというお客様からの疑問に対し、今回、世界的な認定機関SGSにカフェイン含有量を測定していただきました。

測定条件は、6gの高山茶葉を100℃に沸騰した300c.c.のお湯で4分間抽出すること。

その結果は、《10.6mg/100mL》でした。

栽培の気候や製茶技術等にもよりますが、普通の烏龍茶カフェイン含有量が約《20~30mg/100mL》に対して、茶ノ助の高山茶カフェイン含有量がその約1/3になっているとの検証結果になりました。

また、測定条件は4分間抽出したものですが、1分間の普通抽出では、高山茶のカフェイン含有量が約《2.65mg/100mL》との推定結果になります。同量の熱湯で抽出した煎茶と比べて、一杯のカフェイン含有量が約1/8しか含有していないことが判明いたしました。

※本測定結果は茶ノ助製造の純正高山茶を測定したものであり、茶ノ助製ではない高山茶に関しましては本測定結果に当てはまりません。